【Web】30連敗から考えるクライアントの目にとまる応募文の書き方|実例公開

「なかなか仕事がもらえない」

「案件に応募したけど返信がない」

Webライターの大半が、このような壁にぶつかった経験があるのではないでしょうか。

ひなた

私自身も何度も案件に応募したけど全く返信がない、なかなか案件獲得に至らないことにショックを受けました。

考えられる1つの原因は、応募文の内容です。みなさんは、この応募文をきちんと記入していますか?案件に応募する際に記入する応募文は履歴書と一緒と思ってください。

みなさんは、就職を希望する会社の履歴書を適当に書きますか?
→全員がNOと答えるはずです。

ましてや、仕事内容がライターであるならば、応募文の文章力も重要視されている可能性が高く、より一層力を入れて書かなければなりません。

私自身、ライター始めたばかりの頃は、応募文の内容を重要視しておらず「よろしくお願いします。」の一言だけで済ませてしまっていたことがあります。

ひなた

もちろん、そんな応募文で採用されたことは一度もありません。

この記事では、クラウドワークス30連敗の自身の経験をもとにクライアントに目にとまりやすい応募文について、実例も載せながら解説します。

ひなた

ぜひ参考にしてみてください。

Contents

応募文とは?

クラウドソーシングサイトで仕事を獲得するためには、ワーカー(仕事の受注者)からクライアント(仕事の依頼主)に向けて応募のメッセージを送る必要があります。

タスク形式の仕事ではこういった応募文は必要ありませんが、得られる仕事や収入の範囲が狭くなってしまいます。Webライターの仕事のほとんどが応募文を必要とするプロジェクト形式のお仕事となっています。Webライターとしての仕事を獲得するとなると、この応募文は必須であると思ってください。

クラウドソーシングにおける応募文は履歴書と一緒

Webライターの案件を獲得するために必要な応募文。クラウドソーシングの応募文を簡単に済ませているという方はいませんか?クラウドソーシングにおける応募文は履歴書と一緒です。

応募文でしっかりと自分をアピールする必要があります。クライアントが最も重要視しているところです。Webライターの仕事であれば、応募文の文章力も見られるポイントの1つとなるでしょう。

応募文を書く際に注意したい4つのこと

ここでは、応募文を書く際に注意したい4つのことを紹介しています。

  • 仕事情報の詳細をすみずみまで確認し応募文を書く
  • 挨拶文を添える
  • 簡単な自己紹介をする
  • 仕事に対する熱意を伝える

それぞれ詳しくみていきましょう。

仕事情報の詳細をすみずみまで確認し応募文を書く

案件に応募する前に、必ずクライアントが記載している応募内容の詳細を確認しましょう。この詳細には、仕事内容や応募条件が詳しく記載されています。

条件を満たしていないのに案件に応募してしまうと、自分にとってもクライアントにとっても時間の無駄となってしまうことがあるので注意してください。詳細をきちんと確認していない方は意外といるので、必ず隅々まで確認するようにしましょう。

そして最も重要視したいのは、応募文に記入して欲しい内容を指示されている場合があることです。例えば、以下の内容について記入を指示されていることが多いです。

  • 1日の稼働時間
  • 他に仕事はしているか
  • 過去の執筆記事 など

クライアントから記入の指示がある場合は、必ず応募文に記載するようにしましょう。きちんと指示に従えていないと、「応募文も読まない人」と悪い印象をもたれ、信用を失ってしまいます。もちろん、そんな人にわざわざ仕事のお願いをすることはないでしょう。

ひなた

応募文1つだけで、その人の人となりが見えますので注意です。

挨拶文を添える

履歴書を送る際には、送付状や添え状を一緒に同封しますよね。その送付状には、企業に向けて挨拶文や応募の経緯などを記載します。

クラウドソーシングサイトで応募する際にも、送付状の内容までは必要ありませんが、相手によい印象を持ってもらうためにも、きちんと挨拶文を添えるようにしましょう。

スマホやパソコンから簡単に応募できるので、挨拶文を記載することはついつい忘れがちです。この挨拶文があるのとないのでは、雲泥の差があると私は思っています。たった1行でも印象が変わるので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

ひなた

初対面の人に挨拶もなしに要件だけ伝えられるのは嫌ですよね。

○○様
はじめまして。Webライターのひなたと申します。
今回、この案件に興味を持ち応募させていただきました。

簡単な自己紹介をする

クライアントに自分の情報を知ってもらうために、自己紹介をきちんと行いましょう。過去の経験や強みを持っている方は、惜しみなく記入しましょう。ここでは、自分の弱みはあまり見せない方がよいでしょう。例えば、ライター初心者であることを強くアピールすると、採用に不利に働いてしまう可能性があります。

ひなた

初心者と経験者だったら、普通は経験者に仕事をお願いしたいですよね。

Webライターとしての実績がなくても、過去にブログをしていた経験がある、執筆分野での知見があることを強く押し出すことでクライアントはあなたに仕事を依頼したくなるでしょう。

  • Webライターとしてこれまで100件以上の記事の執筆に携わってきました。
  • 看護師としての経験があり、医療や介護分野の知見があります。
  • リサーチが得意なので、執筆経験のない分野でも丁寧に調べて執筆できます。
  • これまで納期に遅れたことはありません。
ひなた

当たり前のことだと思っている方の方が多くてこんなの強みなの?と思われる方もいるかもしれませんが、「納期を必ず守る」といった点も強みになりますよ。

仕事に対する熱意を伝える

クライアントは数多くの応募者の中から、「この人に仕事を依頼したい!」という方を選抜しています。他の応募者とも差別化を図るために、応募する仕事内容についての熱意は絶対に伝えてください。

得意なジャンルや経験のある事柄であれば、熱意を伝えやすいでしょう。本業は介護士ということを想定した、例文を載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。

本業で10年以上介護師をしているため、介護分野の経験と知識があります。高齢化社会に伴い、介護を必要とする高齢者は増加の一途をたどっています。介護士だけではなく、家族が介護を担う在宅介護も増えてくることが予測されます。これまで培ってきた経験を生かし、違う方面から介護の役に立てるような記事を執筆していきたいと思っております。

実例公開

ここでは、実際に案件獲得できたときの応募文を公開します。この例のときは、応募の詳細にクライアントからの指示はありませんでした。クライアントからの指示がある場合は、文章の途中などに指示の記載事項を記入するようにしましょう。

〇〇様

はじめまして。〇〇と申します。

今回はこの案件に大変興味を持ち応募させていただきました。

現在副業ライターとして活動しており、毎日2〜3時間執筆活動を行なっております。

そのため、コンスタントな納品が可能です。

賃貸物件におきましては、私自身物件探しが好きなため、これまでさまざまな物件を目にすることがありました。

物件選びにおいては、住む方々達が楽しく幸せに暮らすために多様な情報が必要です。

その役に立つ記事の執筆に携わっていけたらと思っております。

どうぞ前向きにご検討いただけると幸いです。


○○

ひなた

あまりにも長文になるとクライアントも読むのが大変になるため、短く端的に自分の熱意を伝えることもおすすめ。

まとめ

この記事では、実際に私が案件の獲得に成功した際の応募文を分析し、具体的な例文を実際にご紹介していきました。応募文は履歴書と一緒と考え、1つ1つ丁寧に書くようにしましょう。それでも、案件獲得に至らないことはあります。

ひなた

この記事は、30連敗で培ってきた私の経験をもとにしています。

案件の獲得がなかなかできない、応募したのにクライアントから返信が来ないことは珍しいことではありません。10件応募して1件案件獲得できれば、かなり優秀な方です。そのため、1つの案件に固執する必要はありません。もし、仕事の受注ができなかったとしても大丈夫です。

ひなた

何回も失敗した経験が糧となって、よい仕事と巡り会えるはずです。

今回紹介した、応募文の書き方を参考に応募すれば、以前よりも案件獲得率は向上するはずです。ぜひ参考にして、仕事の受注に役立ててみてください。

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