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救急看護師とは?仕事内容・向いている人となるには、救急看護の認定資格も解説

2026 11/08
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看護師を続ける
2026年11月8日

「救急外来で働く看護師に憧れている」 「救急看護師になるには、特別な資格が必要なの?」

救急看護師は、突然のけがや病気で運ばれてきた患者さんの命を守る、緊張感のある仕事です。ドラマなどで目にする機会も多く、目指してみたいと考える看護師も多いのではないでしょうか。

この記事では、救急看護師について次のことをまとめました。

  • 救急看護師の仕事内容と、働く場所
  • 救急看護師に向いている人と、きついと言われる理由
  • 救急看護師になるには
  • 救急看護に関わる認定資格(A課程・B課程)
  • キャリアの広げ方
目次
  1. 救急看護師とは
  2. 救急看護師の仕事内容
  3. 救急看護師が働くおもな場所
  4. 救急看護師に向いている人
  5. 救急看護師がきついと言われる理由
  6. 救急看護師になるには
  7. 救急看護に関わる認定資格
  8. 救急看護師についてよくある質問
  9. まとめ

救急看護師とは

救急看護師とは、救急外来や救命救急センターなどで、急なけがや病気の患者さんの看護を担当する看護師のことです。特別な免許があるわけではなく、看護師の免許があれば救急の部署で働けます。

救急の現場では、患者さんの状態がわからないまま受け入れることも少なくありません。限られた情報と時間の中で、命に関わる状態かどうかを素早く見きわめ、医師と協力して処置を進めることが求められます。

救急看護師の仕事内容

  • トリアージ:来院した患者さんの緊急度を判断し、診察の優先順位を決める
  • 救急車の受け入れ準備:救急隊からの情報をもとに、必要な物品や人員をそろえる
  • 処置の介助:点滴や採血、気管挿管、心肺蘇生などの処置を医師と協力して行う
  • 状態の観察:バイタルサインや意識の状態を継続的に確認し、変化をすぐに伝える
  • 家族への対応:突然のできごとに動揺するご家族に寄り添い、説明を補う
  • 入院や転院の調整:病棟や他の病院との連絡を行い、スムーズに引き継ぐ

救急外来では、軽いけがの患者さんから命に関わる重症の患者さんまで、さまざまな人が訪れます。幅広い疾患の知識と、状況に応じて優先順位を切り替える判断力が欠かせません。

救急看護師が働くおもな場所

職場特徴
救急外来救急車や直接来院する患者さんを受け入れ、初期の診察や処置を行う
救命救急センター重症の患者さんを受け入れる。集中治療室を備えているところも多い
救急病棟救急で入院した患者さんの看護を、状態が落ち着くまで担当する
ドクターヘリ・ドクターカー医師とともに現場へ向かい、病院に着く前から治療を始める

救命救急センターやICUでの働き方は、重症の患者さんを集中的に看るという点で共通する部分があります。ICU看護師の仕事内容は、次の記事でまとめています。

関連記事:ICU看護師とは?仕事内容と一般病棟との違い、向いている人・きつい理由となるには

救急看護師に向いている人

  • 急な状況でも落ち着いて行動できる人
  • 素早く判断し、優先順位をつけられる人
  • 幅広い知識を学び続けることが好きな人
  • 医師や救急隊、他職種と連携できる人
  • 気持ちの切り替えが上手な人

救急看護師がきついと言われる理由

  • いつ患者さんが運ばれてくるかわからず、緊張感が続く
  • 命に関わる場面が多く、精神的な負担が大きい
  • 夜間や休日も救急の受け入れがあり、夜勤がある
  • 患者さんが亡くなる場面に立ち会うことがある
  • 覚えることが多く、勉強が欠かせない

とくに、救命できなかった患者さんのことを引きずってしまう人も少なくありません。チームで振り返りを行ったり、気持ちを話せる仲間をもったりすることが大切です。一方で、目の前の命を救えたときの達成感は、救急ならではの大きなやりがいといえます。

関連記事:看護師のやりがいとは?感じる瞬間と職場別の違い、やりがいがないときの考え方

救急看護師になるには

救急看護師になるには、看護師の免許を取ったあと、救急外来や救命救急センターのある病院に就職し、救急の部署への配属を希望するのが一般的です。新卒で救急に配属される病院もあれば、病棟で経験を積んでから異動するケースもあります。

救急では、さまざまな疾患に対応するための幅広い知識が必要です。内科や外科の病棟で基礎を身につけてから救急に移ると、患者さんの状態を判断するときに経験を生かしやすくなります。

救急看護に関わる認定資格

日本看護協会の認定看護師には、かつて「救急看護」と「集中ケア」の分野がありました。2019年からは、この2つを統合した「クリティカルケア」の分野で教育が行われています(B課程)。

資格概要
救急看護認定看護師(A課程)従来の制度で認定された資格。現在も有効だが、A課程の教育は終了に向かっている
クリティカルケア認定看護師(B課程)救急看護と集中ケアを統合した分野。特定行為研修の内容も含めて学ぶ
急性・重症患者看護専門看護師大学院で学び、重症の患者さんと家族への高度な看護を担う

このほか、心肺蘇生や外傷の初期対応を学ぶ民間の講習もあり、救急の現場で役立てている看護師も多くいます。資格の全体像は、次の記事を参考にしてください。

関連記事:看護師の種類一覧!資格・専門分野・働く場所・働き方の違いをわかりやすく解説

関連記事:急性期ケア専門士とは?意味ない・加算はとれる?受験資格・合格率・メリットを元看護師が解説

救急看護師についてよくある質問

Q. 救急看護師は新卒でもなれますか? A. なれます。新卒から救急外来や救命救急センターに配属する病院もあります。ただし、覚えることが多いため、教育体制が整っているかを確認しておくと安心です。

Q. 救急看護師と一般の看護師の違いは何ですか? A. 資格は同じ看護師です。違うのは働く場所と役割で、救急看護師は急なけがや病気の患者さんに対して、素早く判断し処置を支えることが中心になります。

Q. 救急看護師の夜勤はきついですか? A. 救急は24時間患者さんを受け入れるため、夜勤があるのが一般的です。夜間も救急車の受け入れがあり、忙しさは日によって大きく変わります。夜勤の時間帯や回数については、次の記事でまとめています。

関連記事:看護師の夜勤は何時から何時まで?2交代・3交代の時間帯と休憩・仮眠、回数のルール

まとめ

救急看護師は、急なけがや病気の患者さんを受け入れ、限られた時間の中で命を守るための看護を行う看護師です。トリアージや処置の介助、ご家族への対応など、幅広い役割を担っています。

緊張感のある仕事ですが、そのぶん看護師としての判断力や技術を大きく伸ばせる環境です。救急に興味があるなら、教育体制の整った病院で一歩ずつ経験を積んでみてください。

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