「公的保険があるから私的保険は必要ない」
「私的保険はお金の無駄だ」
SNSで「保険は不要である」というワードを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。このような発信を見て、保険の必要性について悩まれている方は少なくないはず。
私自身、保険は不要だとは思っていません。むしろ人生を豊かにするために自分自身に必要な保険には入っておくべきだと思っています。保険を損得だけで判断するのは非常に危険です。
こんなことを言っていますが、昔の私は、自分が入っている保険の内容、公的保険と私的保険の違いや意味すら理解できていませんでした。
昔の私のように、加入している保険の内容をよく理解していないといった方も少なくないはず。
そんな私が保険についてきちんと向き合うきっかけになったのが、子どもが産まれたことです。
現在は、A&Aコンサルティングというオンライン面談をメインにおこなっている保険会社で保険の見直しをしてもらい、やっと納得のいく保険に加入することができたと感じています。保険を掛けすぎている人は、保険の見直しをすることで固定費を削減できる可能性もあります。
この記事では、看護師である私が考える保険の必要性と実際の保険の見直しについて綴っていきます。
本当に保険は不要なのか?
私自身、保険は不要と感じたことは一度もありません。なぜなら、病気で入院して必要になるのは医療費だけではないと思っているからです。
最近、SNSを中心に日本は公的保障が充実しているため、保険に入る必要はないといった意見を耳にすることがあります。確かに、高額療養費制度を利用すれば、仮に入院中の医療費が100万円だった場合でも、実際の支払いは10万円程度(年収約370〜770万の方)になります。
実際に高額療養費制度を利用した際に請求される金額は以下の計算式で算出できます。
しかし、ここには個室代や入院中の食事代は含まれていません。この点も考慮しておく必要があります。
病気になって発生する問題は、入院費だけではありません。療養中は、仕事を休まなければならず、会社によっては給与が支給されない場合もあるでしょう。
公務員でも病気休暇は3ヶ月までであり、それ以降は休職扱いになり給与が支給されなくなります。個人事業主で、その間働くことができなければ、収入が全く入ってこなくなる可能性もあるため、リスクはさらに高くなります。
また、子どもがいるご家庭では、入院期間中や療養中の家の食事や掃除などの家事全般を、すべてパートナーに任せることができそうでしょうか?場合によっては、一部の家事などを家事代行サービスにお願いしなければならない状況になるかもしれません。
このように、病気になって必要になるお金は医療費だけとは限りません。病気になって療養する際に、起こりうる状況を考えたうえで、保険について考えることをおすすめします。
生活習慣を意識してても毎年がん検診を受けてても病気になるリスクはある
「生活習慣を整えれば病気にならないから保険はいらない。」「毎年がん検診や人間ドックを受けていれば大丈夫。」保険不要論を発信している方の多くは、病気の予防行動をとっていれば大丈夫と言われています。
もちろん、生活習慣で予防できる病気も多くあるし、毎年の検診で早期発見できる病気やがんがあるのも事実です。
しかし、病気には原因不明のものも多く存在し、いくら生活習慣を整えていたって病気になることはあるのです。
毎年検診を受けていたのにも関わらず、ステージⅣのがんが見つかったという人も実際の現場でみてきました。がんのタイプによっては進行のスピードが月単位で進んでいくものもあり、毎年の検診では早期発見と至らないこともあるのです。「それだったら毎年の検診も無駄じゃん。」と思われている人もいるかもしれません。がんの早期発見の多くは、毎年の検診で発見されるケースがほとんどです。
だから、めんどくさいと思わずに必ず毎年検診を受けてください。
生活習慣を整えること、毎年検診を受けることは基本であり、非常に重要です。けれども、生活習慣を整えて、毎年がん検診を含む検診を受けているからといって、「100%病気にならない」「100%予防できる」というわけではないということを頭に入れておいてください。
実際に患者さんの声を聞いて感じること
私は看護師として10年以上病棟で働いており、たくさんの患者さんと出会ってきました。患者さんから保険のエピソードについて、聞くことも少なくありません。以下は、実際に患者さんから聞いた声です(個人特定を防ぐため少しフェイク入れてます)。
- 保険に入ってなかったらこんな治療してなかった。
- いい保険に入ってると思ってたんだけどね。全然ダメやった。
- まだ成人してない子供が3人いるのに、お金のことが心配。(ステージⅣのがん患者さん)
- お金があれば個室に入ってたんだけどね。
- 生活費がかかっているからギリギリまで働かないと。(余命1年未満の患者さん)
このように、保険は治療の選択の幅を広げてくれ、皆さんの生活も助けてくれます。もちろん、保険に加入しているけど、全く使ったことない人もいるでしょう。
私も保険に加入しているけど、この前初めてコロナで使ったくらいです。
そんな人にとっては、保険は必要ない、毎月の保険料が無駄であると感じることもあるかもしれません。
でも、人間に何があるかは誰にも分かりませんよね?私だってあなただって、明日事故に遭って死ぬかもしれないし、一ヶ月後にステージⅣのがんを宣告されるかもしれない。そんな状況下に陥ったとしても、お金のことを気にすることなく治療に専念できる貯蓄はありますか?残された家族が路頭に迷わない自信はありますか?
他人の意見を鵜呑みにしていませんか?
フォロワー数○万人のインフルエンサーが発信している情報を、すべて鵜呑みにしてませんか?「インスタで有名なあの人が保険は要らないと言っていたから、保険を解約しました。」なんて人をTwitterで見かけたことがあります。
SNSが普及した現代、あらゆるところに情報が転がっていますが、他人の意見に流されて判断してしまうことは最もNGなことです。
あなたとそのインフルエンサーは収入や貯蓄、生活環境などは同じでしょうか?
おかれている環境が違うのに、インフルエンサーの意見がそのまま自分にも当てはまるということはありえないでしょう。
もちろん一意見として、他人の情報を聞くことは大切です。こうして書いている私の記事も、一意見として受け取ってください。大切なのは自分の置かれている環境、自分の思いや考えとすり合わせをおこなって判断するということです。
保険は、自分と家族のためにあると思っています。保険で人生が変わってしまうということもあるでしょう。こんな内容のツイートを見かけたことがあります。
保険不要の意見を取り入れた旦那さんが反対する奥さんを振り切って保険をほとんど解約してしまったとか。その旦那さんが翌月に事故に遭って亡くなってしまい、今後の生活に大打撃を受けているといった内容。
このような状況は、誰にでも起こってしまうリスクがあるでしょう。
20年後、30年後の病気に備えるんだったら、貯蓄や投資の方が効率がよいかもしれません。でも、保険は毎月数千円で明日の危機を救ってくれるかもしれないのです。保険を解約して、貯蓄や投資でやりくりする!と決めたとしましょう。明日、事故に合って入院することになりました。明日までに数十万円準備できているでしょうか?
保険を損得で考えてしまうことは非常に危険です。もし、病気になったとき、不慮の事故で命が絶たれてしまったとき、困るのは自分と家族です。他人の情報を鵜呑みにするのではなく、自分と家族のことを考えた判断が最も重要になります。
コロナでも役に立った医療保険
新型コロナウイルスに罹患して自宅療養をした場合でも保険がおりることをご存じでしょうか。2022年8月現在、自宅療養も入院したこととして取り扱われています。
先日、一家全員コロナウイルスに感染しました。
思った以上にしんどくて、ご飯も作れず何度かUber Eatsを利用したりしました。10日間1日中家の中にいたため、光熱費もすごいことに・・・。
便利な世の中でよかったなと感じながら、予想外の出費で家計を圧迫。でも、医療保険の保険金がおりるため、お金の心配はせずに療養期間を過ごせました。2022年8月現在、コロナに関係する医療費は国が保障してくれるため、医療費の負担はありません。
でも、こうやって医療費じゃない部分で出費がかかってしまうんだなということを身をもって体験しました。
2022年9月下旬以降は、コロナ罹患者の保険が給付される対象者が限定される見込みです。高齢者や実際に入院された方、妊婦などに限定されるようなので注意が必要です。 Yahoo!ニュース コロナ「みなし入院」の大半、保険金の対象外に・・・生保協会に金融庁が要請
私の保険の見直し|保険は知らない世界がたくさんだった
私は子どもが産まれるまで保険に無頓着な人間でした。
そんな、私の保険加入の歴史です。
- 親が入っていた養老保険(20〜25歳頃)
- 知り合いの保険会社で定期保険に加入(25〜28歳頃)
- とある保険代理店で加入した保険(28〜32歳頃)
- A&Aコンサルティングで紹介してもらった保険に切り替える(現在)
保険のことに全く無頓着だった5年以上前、知り合いが勤めている大手保険会社の定期保険に加入していました。
医療保険やがん保険、就業不能保険や死亡保険が入っているパックになっている?タイプの保険でした。
そのときの私は、死んだらいくら支払われるとか、1泊の入院でいくら出るとか全く分かっていませんでした。しかも、定期保険で10年毎に保険料が上がるうえに、保障はどんどん少なくなっていくという事実をのちに知りました。A&Aコンサルティングで保険の見直しをおこなった今は、そのときの保険料と同じくらいで、保障内容がかなり充実した保険に加入できています。それを考えると、保険の見直しってとっても重要だなとつくづく感じています。
今は、保険の目的を明確に持って加入できています。どのような事態に備えて、どんな目的で加入しているのかしっかりと説明できる自信があります!
保険についてお悩みならA&Aコンサルティングがおすすめ
A&Aコンサルティングの魅力は、オンライン面談であるため、全国いつでもどこでも保険の見直しができるといった点です。A&Aコンサルティングに所属している、FPさん達は皆さん保険のプロフェッショナルです。地方には届かない情報までオンラインで届けてくれます。実際に面談してみると、今まで出会ってきたFPさんとは違う熱意を感じることができました。
Instagramで見つけた節約お兄さん経由でA&Aコンサルティングと出会いました。
お金の情報がたくさんあふれている中、節約お兄さんの投稿は、読者目線での情報発信が多く、一番自分の考えとマッチしていました。
今でもずっと欠かさず見ています。1人1人に紳士に向き合っていることが節約お兄さんの魅力です。
節約お兄さんは、現在A&Aコンサルティングに属されており、たくさんの方に必要な保障を届けるための活動をしています。定期的におこなわれるインスタライブやお金に関するセミナーはとても勉強になることばかりです。お金に関する不安を少しでも減らしたいとお考えの方におすすめのインフルエンサーさんです。
A&Aコンサルティングで保険の見直しや相談をしてみたいという方は、節約お兄さんにDMもしくは、下記フォームで面談の予約をしていますので、気になる方はぜひ!
面談=保険を絶対に契約しなければならない訳ではありませんのでご安心を。今加入している保険の内容が妥当であるのかどうかを見てもらうだけでも大丈夫とのことでした。「最近結婚した」「子どもが産まれた」「家を建てた」「子どもが巣立った」など大きなライフイベントがあった際は、保険を見直す時期です。
「若いうちは病気しないから」「今まで病気してこなかったから」と保険に加入していない方はいませんか?大きな病気をしてからでは、保険に加入できない場合や加入できたとしても保険料が高額といった事態に陥ってしまう可能性が高いです。保険は、健康であるうちに加入すべきであると私は思っています。
私自身もちょっとした体の不調で病院を受診していたために、希望していた保険に加入できなかったことがあります。
一人一人必要な保障の内容は違うからこそ定期的な保険の見直しをおすすめします
この記事では、看護師である私が考える保険の必要性と実際に保険を見直してみて感じたことをまとめてみました。
昨今のありふれた情報の中で、保険についての是非について悩まれている方は少なくないと感じています。
必要な保険であるのに加入していないということはもちろん、不要な保険に入っていたり、逆に保険を掛け過ぎていることもNGです。長い間保険の見直しをしておらず、同じ保険に入り続けている人も一度加入している保険の内容を確認してもらうとよいでしょう。
保険を掛けすぎている人は、無駄な保険を省くことで固定費を削減できるきっかけとなる可能性もあります。
おかれている環境やライフプランなどによって、一人ひとり必要な保険は異なります。そのため、一人一人に合った保険をオーダーメイドでチョイスしていく必要があるのです。
A&Aコンサルティングでは、保険のプロが一人ひとりにあった保険をチョイスしてくれます。これまで出会ってきた保険屋さんのなかで、一番信頼できる保険屋さんです。私は保険についてとっても詳しい、田中さんに担当してもらいました。田中さんは、各保険会社の保障内容や料金などが頭の中に叩き込まれているのではないかと思うくらい詳しくて、その中から一人ひとりに合った保険を選んでくれます。
そこに並んでいる保険の数と具体的な比較内容にびっくりしました。ここまで見せてくれるFPさんは初めてでした!
「保険の見直しをしてもらいたい」「今加入している保険を一度確認してもらいたい」「そういえば、しばらく保険の見直ししていないな…」こんな方は、A&Aコンサルティングでご相談してみることをおすすめします。まだまだ知らない保険の世界にびっくりするはずです。