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ICU看護師とは?仕事内容と一般病棟との違い、向いている人・きつい理由となるには

2026 11/07
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看護師を続ける
2026年11月7日

「ICUの看護師って、どんな仕事をしているの?」 「ICUは怖いイメージがあるけど、自分にもできるかな」

ICU(集中治療室)は、命に関わる状態の患者さんを24時間体制で看る部署です。高度な知識や技術が求められる一方で、急性期の看護を深く学べる場所として、目指す看護師も多くいます。

この記事では、ICU看護師について次のことをまとめました。

  • ICU看護師の役割と仕事内容
  • 一般病棟との違い
  • ICU看護師に向いている人と、きついと言われる理由
  • ICU看護師になるには
  • キャリアアップにつながる資格
目次
  1. ICU看護師とは
  2. ICUと一般病棟の違い
  3. ICU看護師の仕事内容
  4. ICU看護師に向いている人
  5. ICU看護師がきついと言われる理由
  6. ICU看護師になるには
  7. ICU看護師のキャリアアップにつながる資格
  8. ICU看護師についてよくある質問
  9. まとめ

ICU看護師とは

ICU看護師とは、集中治療室で、重症の患者さんの看護を担当する看護師のことです。大きな手術のあとの患者さんや、重い病気やけがで全身の管理が必要な患者さんが入室します。

人工呼吸器や持続的な点滴、さまざまなモニターを使って治療を受けている患者さんが多く、わずかな変化が命に関わることも珍しくありません。そのため、ICU看護師には、常に状態を観察し、異変にすぐ対応できる力が求められます。

ICUと一般病棟の違い

項目ICU一般病棟
患者さんの状態重症で、全身の集中的な管理が必要比較的安定している人が多い
看護師1人あたりの受け持ち少ない(2人程度)多い
使う医療機器人工呼吸器、各種モニター、輸液ポンプなどが多い病棟によって異なる
観察の頻度モニターを見ながら継続的に観察する定時の観察が中心

ICUにあたる「特定集中治療室」の施設基準では、看護師の数を、常時、入院患者2人またはその端数ごとに1人以上とすることが定められています。受け持ちの人数が少ないぶん、一人ひとりの患者さんを細かく観察し、ていねいに看護できる環境です。

ICU看護師の仕事内容

  • 全身状態の観察:心電図や血圧、呼吸などのモニターを確認し、変化をすぐに医師へ報告する
  • 医療機器の管理:人工呼吸器や輸液ポンプ、ドレーンなどが正しく作動しているかを確認する
  • 薬剤の管理:持続点滴の流量の調整や、薬の効果・副作用の観察を行う
  • 日常生活の援助:体位変換や清潔ケア、口腔ケアなどで、合併症を防ぐ
  • 家族への支援:突然の入院で不安を抱えるご家族に寄り添い、説明を補う
  • 早期リハビリの支援:多職種と協力して、早い段階から体を動かす取り組みを進める

意識のない患者さんや、話すことが難しい患者さんも多いため、表情や体の小さなサインから痛みや苦しさを読み取ることも大切です。

ICU看護師に向いている人

  • 観察力があり、小さな変化にも気づける人
  • 急変の場面でも落ち着いて行動できる人
  • 学ぶことが好きで、知識や技術を高めたい人
  • 医師や臨床工学技士など、多職種と連携できる人
  • チームで情報を共有するのが得意な人

ICU看護師がきついと言われる理由

  • 覚える知識や機器の扱いが多く、勉強が欠かせない
  • 急変や緊急入室が多く、緊張感が続く
  • 患者さんの死に向き合う場面がある
  • 重症の患者さんの体位変換などで、体力を使う
  • 夜勤があり、生活リズムが乱れやすい

とくに配属されたばかりのころは、勉強と仕事の両立で大変に感じる人も多いでしょう。一方で、重症の患者さんが回復して一般病棟へ移っていく姿を見られるのは、ICUならではの大きなやりがいです。

関連記事:看護師のやりがいとは?感じる瞬間と職場別の違い、やりがいがないときの考え方

関連記事:看護師の夜勤は何時から何時まで?2交代・3交代の時間帯と休憩・仮眠、回数のルール

ICU看護師になるには

ICU看護師になるには、看護師の免許を取ったあと、ICUのある病院に就職し、配属を希望するのが一般的です。新卒からICUに配属される病院もあれば、一般病棟で経験を積んでから異動するケースもあります。

ICUへの転職を考えるときは、教育体制が整っているかを確認しておきましょう。ICUの経験がなくても、急性期病棟での経験は十分に生かせます。

ICU看護師のキャリアアップにつながる資格

資格概要
クリティカルケア認定看護師日本看護協会が認定する認定看護師の1分野。重症の患者さんへの看護や、急変時の対応を担う
急性・重症患者看護専門看護師日本看護協会が認定する専門看護師の1分野。大学院で学び、複雑な課題をもつ重症患者さんと家族への看護を担う
特定行為研修修了すると、医師の手順書にもとづいて、人工呼吸器の設定の調整などの特定行為を行える

このほか、民間団体の急性期ケア専門士のように、急性期の知識を体系的に学べる資格もあります。資格の選び方は、次の記事を参考にしてください。

関連記事:急性期ケア専門士とは?意味ない・加算はとれる?受験資格・合格率・メリットを元看護師が解説

関連記事:看護師の種類一覧!資格・専門分野・働く場所・働き方の違いをわかりやすく解説

ICU看護師についてよくある質問

Q. ICU看護師は新卒でもなれますか? A. なれます。新卒からICUに配属する病院も少なくありません。ただし、覚えることが多いため、教育体制やプリセプターの制度が整っているかを確認しておくと安心です。

Q. ICUとHCUの違いは何ですか? A. HCU(高度治療室)は、ICUほど重症ではないものの、一般病棟より手厚い管理が必要な患者さんが入る部署です。看護師の配置も、ICUと一般病棟の中間にあたります。

Q. ICU看護師の給料は高いですか? A. ICUだから特別に高いということはなく、勤務先の規模や夜勤の回数によって変わります。看護師全体の年収の目安は、次の記事を参考にしてください。

関連記事:看護師の平均年収はいくら?年代別・職場別の違いと年収を上げる方法を解説

まとめ

ICU看護師は、重症の患者さんの命を守るために、継続的な観察と高度な管理を行う看護師です。覚えることは多く緊張感もありますが、急性期の看護を深く学べる環境といえます。

興味があるなら、教育体制の整った病院で一歩ずつ経験を積んでみてください。ICUで身につけた観察力や判断力は、どの職場に移っても大きな強みになります。

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