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看護師の転職の志望動機の書き方|職場別の例文と履歴書・面接で伝えるコツ

2026 10/21
看護師を続ける
2026年10月21日

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「転職の志望動機が、なかなか書けない」 「本当の理由は夜勤や人間関係なのに、どう書けばいいの?」

看護師の転職で、志望動機に悩む人はとても多いです。

この記事では、看護師の転職で使える志望動機の書き方を、3つの要素に分けて解説します。あわせて、職場別・状況別の例文と、履歴書と面接で伝えるときのコツもまとめました。

先に結論を書くと、看護師の転職の志望動機は、次の3つを順番に書くと形になります。

  1. これまでの経験と、そこで感じたこと
  2. 応募先の病院・施設を選んだ理由
  3. 応募先で活かせる強みと、実現したい看護

例文は、そのまま写すのではなく、自分の経験に置き換えて使ってください。

目次
  1. 看護師の転職で、志望動機が大切な理由
  2. 志望動機に入れる3つの要素
    • 1. これまでの経験と、そこで感じたこと
    • 2. 応募先を選んだ理由
    • 3. 活かせる強みと、実現したい看護
  3. 志望動機を書くときの6つのコツ
  4. 本音の転職理由を、前向きに言い換える
  5. 【職場別】看護師の転職の志望動機・例文
    • クリニックへの転職
    • 急性期病院への転職
    • 慢性期・療養型病院への転職
    • 訪問看護ステーションへの転職
    • 介護施設への転職
  6. 【状況別】看護師の転職の志望動機・例文
    • スキルアップしたい
    • 子育てと両立したい
    • ブランクから復職したい
    • 転職回数が多い
  7. 履歴書に書くときのポイント
  8. 面接で志望動機を伝えるコツ
  9. 志望動機に悩んだら、転職のプロに相談する方法も
  10. よくある質問
  11. まとめ

看護師の転職で、志望動機が大切な理由

採用担当者は、志望動機から次のことを見ています。

  • なぜうちの病院・施設なのか(ほかの職場でもよいのでは、と思われないか)
  • 長く働いてくれそうか(同じ理由ですぐ辞めないか)
  • これまでの経験を、うちで活かせるか

看護師は人手が必要な職場が多い一方で、採用担当者は「すぐ辞めてしまわないか」をとても気にしています。志望動機で、応募先への理解と、長く働く意欲を伝えることが大切です。

志望動機に入れる3つの要素

1. これまでの経験と、そこで感じたこと

どの診療科で、どんな患者さんを看てきたのかを書きます。経験した業務を並べるだけでなく、「その経験から何を感じたか」を一文添えると、あなたらしさが伝わります。

2. 応募先を選んだ理由

いちばん大切な部分です。応募先の理念、看護の方針、地域での役割、教育体制などを調べて、共感した点を具体的に書きます。病院のホームページや求人票、説明会や見学で聞いた内容が材料になります。

3. 活かせる強みと、実現したい看護

これまでの経験から、応募先で活かせるスキルや強みを伝えます。そのうえで、「入職後にどんな看護をしたいか」を書くと、前向きな印象になります。

志望動機を書くときの6つのコツ

  1. 例文をそのまま使わない:採用担当者は多くの志望動機を読んでいます。自分の経験に置き換えましょう
  2. 応募先の情報を調べる:理念や方針に触れると、「うちだから応募した」ことが伝わります
  3. 転職理由は前向きに言い換える:不満ではなく、次にやりたいことを中心に書きます
  4. 長く働きたい意欲を伝える:キャリアの見通しや、腰を据えて働きたい気持ちを入れます
  5. 条件面だけを理由にしない:「給与が高いから」「家から近いから」だけでは、志望動機として弱くなります
  6. 履歴書は200〜300字程度にまとめる:長すぎると読みにくくなります。詳しい話は面接で伝えましょう

本音の転職理由を、前向きに言い換える

本当の理由が夜勤や人間関係でも、うそをつく必要はありません。伝え方を変えるだけで、印象は大きく変わります。

本音 志望動機での言い換え例
夜勤がつらい 生活リズムを整え、長く安定して働ける環境で看護に向き合いたい
人間関係に疲れた チームで連携しながら、患者さん一人ひとりに丁寧に関わりたい
残業が多い 業務の効率化に取り組んでいる貴院で、患者さんと向き合う時間を大切にしたい
給料が低い 経験やスキルを正当に評価していただける環境で、専門性を高めたい
子育てと両立できない 子育てと両立しながら、これまでの経験を活かして長く働きたい

わたし自身は、病院を辞めるときに、子育てとの両立が難しいことを師長に正直に伝えました。本音を伝えることが悪いわけではありません。ただ、転職先に出す志望動機は「これからどうしたいか」を中心にするほうが、採用担当者に伝わりやすくなります。

関連記事:看護師の退職届の書き方|テンプレートと渡し方、円満に辞める手順

関連記事:看護師の退職理由の伝え方|師長・退職届・面接で書き分ける例文と本音の伝え方

【職場別】看護師の転職の志望動機・例文

以下は書き方の例です。経験年数や診療科は、自分のものに置き換えてください。

クリニックへの転職

総合病院の外科病棟で5年間勤務し、手術前後の患者さんの看護に携わってきました。入院期間が短い中で、退院後の生活に不安を抱える患者さんが多いことを感じ、地域で長く患者さんを支える外来看護に関心を持つようになりました。貴院が「かかりつけ医として、地域の方の健康を継続して支える」ことを大切にされている点に強く共感し、志望いたしました。病棟で身につけた観察力と、多職種と連携する力を活かし、患者さんが安心して通える外来づくりに貢献したいと考えています。

関連記事:看護師がクリニックに転職するには|メリット・デメリットと向いている人

急性期病院への転職

療養型病院で3年間、高齢の患者さんの看護に携わってきました。日々の観察の中で、状態の変化にいち早く気づくことの大切さを学び、急性期の看護を経験して、アセスメントの力をさらに高めたいと考えるようになりました。救急医療に力を入れ、新人から中途採用者まで段階的な教育体制を整えている貴院であれば、一から学び直しながら成長できると考え、志望いたしました。

慢性期・療養型病院への転職

急性期病棟で4年間勤務する中で、限られた入院期間では、患者さん一人ひとりとじっくり向き合う時間が取れないことにもどかしさを感じていました。貴院の「患者さんの生活に寄り添う看護」という方針に共感し、時間をかけて関わる看護を実践したいと考え、志望いたしました。急性期で身につけた状態変化への対応力を活かし、安心して療養できる環境づくりに貢献したいと考えています。

訪問看護ステーションへの転職

病棟で退院支援に関わる中で、患者さんが住み慣れた自宅で暮らし続けるための支援に関心を持つようになりました。貴ステーションが、地域の医療機関やケアマネジャーと密に連携しながら在宅療養を支えている点に魅力を感じ、志望いたしました。病棟での経験を活かしつつ、在宅看護の知識を学び、利用者さんとご家族の思いに寄り添える看護師を目指したいと考えています。

介護施設への転職

病棟勤務の中で、高齢の患者さんが退院後も安心して生活を続けられることの大切さを感じてきました。貴施設が、入居者さんの「その人らしい生活」を大切にし、介護職員と看護職員が協力して支援している点に共感し、志望いたしました。病棟で培った健康管理と急変時の対応の経験を活かし、入居者さんとご家族が安心できる環境づくりに貢献したいと考えています。

【状況別】看護師の転職の志望動機・例文

スキルアップしたい

現在の職場で内科病棟の看護に5年間携わり、基本的な看護技術を身につけてきました。今後は認定看護師の資格取得も視野に入れ、専門性を高めたいと考えています。資格取得の支援制度があり、学会や研修への参加を後押ししている貴院で、学びを深めながら患者さんに質の高い看護を提供したいと考え、志望いたしました。

子育てと両立したい

出産を機に、子育てと両立しながら看護師として長く働き続けたいと考えるようになりました。貴院は日勤のみの常勤勤務や時短制度があり、子育て中の看護師の方が多く活躍されていると伺い、志望いたしました。病棟で6年間培った経験を活かし、限られた時間の中でも責任を持って患者さんに向き合いたいと考えています。

ブランクから復職したい

子育てのため3年間看護師の仕事から離れていましたが、子どもが小学校に入学したことを機に、復職を決意しました。ブランクのある看護師向けの研修制度が整っている貴院であれば、知識と技術を学び直しながら、着実に現場に戻れると考え、志望いたしました。以前の勤務で大切にしていた、患者さんの小さな変化に気づく姿勢を活かして貢献したいと考えています。

転職回数が多い

転職回数が多い場合は、それぞれの職場で何を学び、それが今回の応募先でどう活きるのかを、一本の筋道として伝えるのがポイントです。「今回は長く働きたい」という意欲と、その理由もはっきり書きましょう。

履歴書に書くときのポイント

  • 200〜300字程度にまとめ、結論(志望理由)を先に書く
  • 「貴院」「貴施設」「貴ステーション」など、応募先に合わせた呼び方を使う(話すときは「御院」など)
  • 応募先ごとに内容を変える。使い回しは採用担当者に伝わりやすい
  • 書き終えたら声に出して読み、言い回しや誤字を確認する

面接で志望動機を伝えるコツ

面接では、履歴書に書いた志望動機を、そのまま読み上げるのではなく、1分程度で話せる長さに整理しておきましょう。

  • 最初に「貴院を志望した理由は〇〇です」と結論から話す
  • 履歴書に書ききれなかったエピソードを一つ添える
  • 転職理由を聞かれたら、志望動機とつながる前向きな話にする
  • 応募先について質問できるよう、事前に疑問点をまとめておく

関連記事:看護師が転職で失敗しないために|よくある失敗例と転職前に確認したいこと

志望動機に悩んだら、転職のプロに相談する方法も

自分の強みや志望理由が整理できないときは、看護師専門の転職サービスの担当者に相談する方法もあります。応募先の雰囲気や求める人物像を知っている担当者に聞くと、志望動機に入れるべき内容が見えやすくなります。履歴書の添削や面接対策を行っているサービスもあります。

関連記事:看護師の転職サイトは使わない方がいい?言われる理由と仕組み・上手な使い方

よくある質問

Q. 志望動機は何文字くらいがよいですか? A. 履歴書では200〜300字程度が目安です。面接では1分ほどで話せる長さにまとめておくと安心です。

Q. 「家から近い」を志望動機にしてもいいですか? A. 理由のひとつとして伝えるのは問題ありませんが、それだけでは弱くなります。「長く働ける環境で〇〇の看護に取り組みたい」など、看護への思いとあわせて伝えましょう。

Q. 看護師から一般企業への転職でも、志望動機の書き方は同じですか? A. 基本の考え方は同じですが、看護の専門用語を一般の人にも分かる言葉に置き換え、「その企業でどう役立てるか」を中心に書く必要があります。詳しくは「看護師から一般企業へ転職するには」にまとめています。

まとめ

  • 看護師の転職の志望動機は「経験と思い」「応募先を選んだ理由」「活かせる強みとやりたい看護」の3つで組み立てる
  • 本音の転職理由は、不満ではなく「これからどうしたいか」に言い換える
  • 例文は自分の経験に置き換え、応募先ごとに内容を変える
  • 履歴書は200〜300字、面接は1分程度で話せる長さにまとめる

志望動機は、自分がこれからどんな看護をしたいのかを見つめ直すきっかけにもなります。焦らず、自分の言葉で書いてみてください。

関連記事:看護師を辞めたい人へ|14年働いた元看護師が「続ける・辞める」の判断軸を解説

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