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看護師の仕事に疲れたときの対処法|原因別の休み方と働き方の変え方

2026 10/21
辞めたい・悩み
2026年10月21日

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「もう、看護師の仕事に疲れた」 「休みの日も、仕事のことが頭から離れない」

そんなふうに感じていませんか。

わたしは新卒から約14年、同じ病院で看護師として働いてきました。とくに、夜勤と、子育てとの両立には長く悩みました。

この記事では、看護師が「疲れた」と感じる原因を整理し、原因ごとの対処法と、休むべき限界のサイン、働き方を変える選択肢をまとめました。

先にお伝えしたいのは、疲れを感じるのは、あなたが弱いからではないということです。まずは、何に疲れているのかを一緒に整理していきましょう。

目次
  1. 看護師が「疲れた」と感じるのは当たり前
  2. 看護師が疲れる主な原因
    • わたしが疲れていた理由
  3. 原因別の対処法
    • 夜勤・不規則な勤務で疲れたとき
    • 残業・業務量で疲れたとき
    • 人間関係に疲れたとき
    • 責任やプレッシャーで疲れたとき
    • 子育てや家庭との両立で疲れたとき
  4. 経験年数・年代によって変わる疲れ方
    • 新人・1年目
    • 2年目・3年目
    • 中堅ナース
    • 40代以降
  5. 疲れを取るためにできるセルフケア
  6. 職場に相談するときのポイント
  7. 休むべき「限界のサイン」
  8. 疲れが続くなら「働き方」を変える選択肢も
    • 看護師は続けて、職場を変える
    • 看護師以外の仕事も考える
    • 「辞めたい」まで気持ちが進んでいるなら
  9. よくある質問
  10. まとめ

看護師が「疲れた」と感じるのは当たり前

看護師の仕事は、体力・気力・注意力のすべてを使う仕事です。

  • 患者さんの命を預かる責任
  • 夜勤や残業で崩れやすい生活リズム
  • 医師、患者さん、家族、スタッフとの調整
  • 覚えることの多さと、ミスが許されない緊張感

これだけの負担が毎日重なれば、疲れを感じるのは自然なことです。新人や2年目のうちはもちろん、仕事に慣れた中堅になってからも、役割が増えて疲れを感じる人は少なくありません。

「疲れた」と感じたときに大切なのは、我慢を続けることではなく、疲れの原因を見つけて、ひとつずつ手を打つことです。

看護師が疲れる主な原因

疲れの原因は、人によって違います。当てはまるものを探してみてください。

原因 よくある状態
夜勤・不規則な勤務 夜勤明けに体が戻らない、眠りが浅い、休みの日も寝て終わる
残業・業務量 記録や委員会で帰れない、休憩が取れない
人間関係 先輩や上司に気をつかう、相談できる人がいない
責任とプレッシャー 急変やミスへの不安で、気が休まらない
家庭との両立 子育てや介護とシフトの調整が難しい
やりがいの低下 業務に追われ、患者さんと向き合う余裕がない

わたしが疲れていた理由

わたしの場合は、夜勤と子育てとの両立でした。

病棟では3交代制で、多いときは月8回の夜勤がありました。仮眠をとっても異常な眠気に襲われることがあり、命を預かる立場として危機感を抱いていました。

2016年に第1子を出産してからは、夫が船乗りで数か月家を空けることもあり、夜勤免除を申請したり、夫が家にいる期間に夜勤を入れたりして調整していました。制度は使えても、周りへの引け目はずっと消えませんでした。

原因別の対処法

夜勤・不規則な勤務で疲れたとき

  • 夜勤明けは、予定を詰め込まずに休むことを最優先にする
  • 夜勤の回数や入り方(連続を避けるなど)を、師長に相談してみる
  • 子育てや体調など事情があれば、夜勤免除や回数の調整ができないか確認する

それでも体がついていかないなら、夜勤のない職場に移るのも一つの方法です。

関連記事:看護師が夜勤なしで働くと年収はどう変わる?夜勤手当の差と日勤のみの職場

残業・業務量で疲れたとき

  • 毎日残業になっている業務を書き出し、同じ悩みを持つスタッフと共有する
  • 自分だけで抱え込まず、リーダーや師長に業務量の相談をする
  • 休みの日は、仕事の連絡や勉強から意識的に離れる時間をつくる

職場全体の人手不足が原因の場合、個人の努力では変わらないこともあります。その場合は、職場の環境そのものを変えることも考えてみてください。

人間関係に疲れたとき

  • 職場の外に、話を聞いてくれる人をつくる
  • 苦手な人とは、仕事上必要なやりとりに絞る
  • パワハラにあたるような言動がある場合は、師長より上の上司や、職場の相談窓口に相談する

人間関係は、職場が変われば大きく変わることも多い悩みです。

責任やプレッシャーで疲れたとき

ミスやヒヤリハットのあとは、自分を責めすぎてしまいがちです。振り返りでは「誰が悪いか」ではなく「どうすれば防げるか」に目を向け、確認の手順や業務量など仕組みの問題がないかも見てみましょう。

子育てや家庭との両立で疲れたとき

時短勤務、夜勤免除、日勤のみへの変更など、使える制度がないかを確認しましょう。わたしのように、制度を使うことに引け目を感じる人もいると思います。それでも、無理を続けて体を壊してしまっては、元も子もありません。

経験年数・年代によって変わる疲れ方

同じ「疲れた」でも、経験年数や年代によって中身は変わります。

新人・1年目

覚えることの多さと、先輩に質問するときの緊張で、心も体も休まらない時期です。仕事を終えてからも勉強に追われ、睡眠時間が削られがちです。疲れたときは「今は慣れていないだけなのか」「職場が合っていないのか」を分けて考えてみてください。

関連記事:看護師に向いてないと感じたら|「仕事」か「職場」かを見分けて次の一手を決める

2年目・3年目

独り立ちして受け持ちが増え、夜勤のリーダーや後輩の指導を任され始める時期です。「できて当たり前」と見られるプレッシャーで、精神的に疲れを感じやすくなります。

中堅ナース

現場のまとめ役として、業務の調整や後輩のフォロー、委員会活動などが重なります。結婚・出産・子育てなど、家庭の事情が変わりやすい時期でもあります。わたしが悩み始めたのも、この時期でした。

40代以降

体力の変化を感じやすくなり、夜勤の疲れが抜けにくくなる人もいます。管理職としての役割が加わると、ストレスの種類も変わってきます。

疲れを取るためにできるセルフケア

働き方を変えるほどではないけれど疲れている、というときは、次のことから試してみてください。

  • 睡眠を最優先にする:夜勤明けや連勤の後は、家事や予定を減らしてでも眠る時間を確保する
  • 休みの日は仕事から離れる:勉強や仕事の連絡を見ない時間を、意識してつくる
  • 気持ちを言葉にする:同期や家族など、職場の外の人に話すだけでも、気持ちが整理されることがあります
  • 小さな楽しみをつくる:仕事以外に、ほっとできる時間を持つ

それでも疲れが抜けない場合は、セルフケアだけで解決しようとせず、職場の環境や働き方を見直す可能性も考えてください。

職場に相談するときのポイント

疲れの原因が業務量や夜勤なら、師長に相談することで改善できる場合があります。相談するときは、次のように伝えると話が進みやすくなります。

  • 「何がつらいのか」を具体的に伝える(例:夜勤が月8回あり、明けの日も回復できない)
  • 「どうしたいのか」を一緒に伝える(例:夜勤の回数を減らしたい、連続を避けたい)
  • 感情的にならず、事実を中心に話す

相談しても状況が変わらない場合や、相談しにくい雰囲気がある場合は、職場を変えることも選択肢に入ります。退職を考えるなら、伝える時期や手順を先に確認しておきましょう。

関連記事:看護師の退職届の書き方|テンプレートと渡し方、円満に辞める手順

休むべき「限界のサイン」

次のような状態が続いているなら、それは心身からのサインかもしれません。

  • 眠れない、または寝ても疲れが取れない
  • 食欲がない、体重が大きく変わった
  • 出勤前に涙が出る、体調が悪くなる
  • 休みの日も仕事のことが頭から離れない
  • 以前は楽しめていたことが楽しめない

こうした状態が2週間以上続いている場合は、無理に働き続けず、心療内科などの医療機関や、職場の産業医に相談してください。休職という選択肢もあります。

心身が疲れているときに、辞めるかどうかといった大きな決断をする必要はありません。まずは休んで、判断できる状態に戻すことを優先しましょう。

疲れが続くなら「働き方」を変える選択肢も

少し休んでも疲れが取れない、同じ理由で何度も疲れてしまうなら、働き方そのものを見直すタイミングかもしれません。

看護師は続けて、職場を変える

夜勤や人間関係、業務量が原因なら、看護師を辞めるのではなく、職場を変えることで解決することがあります。

疲れの原因 合いやすい職場の例
夜勤 クリニック、健診センター、デイサービス、企業の健康管理室
急性期の忙しさ 慢性期・療養型病棟、介護施設
人間関係 規模の小さいクリニック、派遣という働き方
子育てとの両立 日勤のみの常勤、パート

転職を考えるなら、今の職場を辞める前に求人を探し始めると、収入が途切れる不安を減らせます。

看護師以外の仕事も考える

看護の仕事そのものに疲れてしまったなら、看護師以外の仕事に目を向けるのも選択肢です。わたしは看護師を続けながら副業でライターを始め、2025年に一般企業へ転職しました。今はフルリモートで働いています。

関連記事:看護師から一般企業へ転職するには|仕事の種類・求人の探し方・後悔しない進め方

「辞めたい」まで気持ちが進んでいるなら

疲れが積み重なって「辞めたい」と感じているなら、続けるか辞めるかを判断する軸を、こちらの記事にまとめています。

関連記事:看護師を辞めたい人へ|14年働いた元看護師が「続ける・辞める」の判断軸を解説

よくある質問

Q. 看護師が疲れたと感じるのは甘えですか? A. 甘えではありません。命を預かる責任、夜勤、人間関係など、看護師の仕事は誰にとっても負担が大きい仕事です。疲れを感じたら、我慢するより原因を整理して手を打つことが大切です。

Q. 中堅になってから疲れを感じるようになりました。 A. 中堅になると、リーダー業務や後輩指導など、新人のころとは違う負担が増えます。家庭の事情が変わる時期でもあります。何が負担になっているかを書き出してみると、相談すべきことが見えやすくなります。

Q. 疲れたまま転職活動をしても大丈夫ですか? A. 心身の不調がある場合は、まず休むことを優先してください。少し落ち着いてから、次の職場に求める条件を整理して動くほうが、転職後の後悔を減らせます。

まとめ

  • 看護師が疲れを感じるのは当たり前。まずは何に疲れているのかを整理する
  • 夜勤、残業、人間関係、責任、家庭との両立など、原因ごとに打てる手は違う
  • 眠れない、出勤前に涙が出るなどのサインが続くなら、医療機関や産業医に相談し、休むことを優先する
  • 疲れが続くなら、職場を変える、看護師以外の仕事を考えるなど、働き方を見直す

わたしも、夜勤と子育ての両立に長く悩みました。あなたが少しでも楽に働ける道を見つけられるよう、この記事が整理のきっかけになればうれしいです。

辞めたい・悩み
  • 看護師から一般企業へ転職するには|仕事の種類・求人の探し方・後悔しない進め方
  • 看護師が夜勤なしで働くと年収はどう変わる?夜勤手当の差と日勤のみの職場

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